調停とは

調停とは、身近なトラブルや親族間のもめ事で困った場合に、裁判所の調停機関が間に入り、話し合いで解決を図る制度です。調停機関は、裁判官または調停官と一般から選ばれた2名以上の調停委員で、調停委員会と呼ばれます。調停では、自由に言い分を述べることができ、調停委員会は双方の言い分を聞いて、調停案を提案をしてくれます。訴訟に比べて手続きも容易で、費用も安いというメリットがあり、プライバシーも守られます。合意した内容を調停調書に記載すると、その内容は確定判決と同じ効力を持ちます。
調停には、家事調停、特定調停、民事調停の3種類あります。
「家事調停」は、家族間のトラブルを扱うもので、家庭裁判所に申し立てます。調停委員は、家事調停委員と呼ばれます。離婚や離婚の際の親権、養育費の問題、財産分与、相続などの問題の調停を行います。
「特定調停」は、多重債務や事業主の金銭債務に関わる問題の調整を図るために、民事調停の特例として設けられました。特定調停は、簡易裁判所に申し立てます。
「民事調停」は、家事・刑事以外の法律上のトラブルを扱い、簡易裁判所に申し立てます。交通事故の損害賠償請求、家賃の不払い、売買契約の争い、セクハラ・パワハラ、騒音トラブルなど、取り扱う内容は多岐にわたります。

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